元Jリーガーからアスリートのキャリアサポートをする立場へ。

平岡翼 さん

株式会社アーシャルデザイン HR事業本部 新卒事業部
元Jリーガー(FC東京など)


元体育会出身で現在社会で活躍されている皆さんにインタビューを実施しました。Vision Summit当日は各企業ブースに参加していただきます。実際に話してみたい学生はぜひ「パートナーツアー」にご参加ください!

Q1:体育会出身者の強みは何だと思いますか?

コミュニケーション能力や、リーダーシップなどの、対人能力の高さが体育会学生の強みだと思います。初めてお会いする方でも極端な人見知りせず、多くの方と対話ができる学生が非常に多いです。個人差がありコミュニケーションをとることが得意とは言えない学生もいらっしゃるかとは思いますが、部活動に所属をし団体行動をとっていたため、「周りをみて場に即した行動をとる」ことは自然とできている印象です。

このほか、競技中に瞬時に行われるPDCAの速さも強みの1つと考えます。一瞬一瞬の判断が、勝敗や記録に影響するスポーツという環境に数年間または十数年間、身をおいてきた学生は、協議中にPDCAを高速で回す習慣がついているので、このPDCAの回転の速さも強みだと思います。

Q2:スポーツで培ったスキルが仕事で役立ったと感じる場面について教えてください。

最も活きていると感じるのは、学生と面談をする時です。スポーツをしていると、チームメイトと素早く意思疎通を図り、状況に応じて的確な指示や情報交換を行うことが求められます。この経験から、相手の意図を汲み取る力や、わかりやすく端的に伝える力が自然と身についたと思っています。

キャリアアドバイザーとしても、学生の不安や希望をしっかりと聞き取り、適切なアドバイスを提供するためには、こういった力が非常に重要だと思っています。スポーツで培った「相手の意図を汲み取る力」や「わかりやすく伝える力」は、普段の仕事でも大いに役立っています。

Q3:体育会での経験が現在の仕事にどのように活かされていますか?

強みである対人能力は、社内外問わずお相手とのやり取り、円滑なコミュニケーションに役立っていると感じます。取引や質問、雑談などビジネスの世界ではコミュニケーションが基盤となっています。取引先と有効な関係を築くことや、社内で良好な協力関係を作る上で、学生時代にスポーツを通して培った経験は非常に活きていると感じます。

また、コミュニケーションという点では重複しますが、スポーツの団体行動における指示系統や、競技中の声掛けは社会人になってからのチームマネジメントや業務のリソース改善に活かされていると思います。多方面の方とコミュニケーションを取ることや、様々なバックグラウンドを持つメンバーとの関係性を構築すること、マネジメントをすることは容易なことではありませんが、スポーツの世界で生きてきたことで自然と身についていたことが、仕事でもいい影響を与えてくれていると感じています。

Q4:貴社の魅力について教えてください。また、どんな学生にオススメですか?

元体育会や元アスリートのキャリアアドバイザーが親身に向き合い、体育会学生の将来を考えます。体育会(スポーツ経験者)の部分での共感はもちろんですが、キャリアアドバイザー自身のキャリアを活かしたサポートで学生一人一人にコミットしたサービスは非常に魅力的と考えています。

さらに、内定獲得までではなく、入社直前までサポートが可能で、今後のキャリアをより豊かにするための体制が整っています。

親身に向き合ってくれた、部活の話から自分の強みや価値観を引き出してくれたという声もいただいており、「就活をなにから始めればいいかわからない方」や「自分にどんな企業が合っているのかわからない方」におすすめです。特に、「スポーツ経験を就活に活かして、行きたいと思える企業から内定を取りたい」体育会学生にもおすすめです。30分や電話での短い時間での面談も可能で、忙しい体育会学生から使いやすいという感想もいただいています。

Q5:今後社会に出る体育会学生に向けたアドバイスをお願いします。

部活の経験を活かして、まずその「強み」を再確認することが重要です。これまでに培った「自己管理能力」「目標達成の意識」「PDCAを回す能力」は、社会人として求められる重要な能力です。ビジネスマンとしては基礎能力に当たるもので、新卒でこれらの能力を備えているとどの業界でも高く評価されます。

だからこそ、自分自身でその強みを理解し、就活で活かすことはもちろんですが、自分が社会人になった時にどうやって活躍していくかのイメージを作り上げていく就職活動にしていただきたいです。

これまでの皆さんの経験は何にも代えがたい大切な財産です。そして、その財産は社会人になってから皆さんのことを支えてくれるものになりますので、就職活動を通して、しっかりと言語化し、これからの社会人生活に活かせるようにしていきましょう!