元バスケ部から飲食業界へ。体育会学生の強みとは。

安村脩 さん

株式会社KICHIRI HCC(ヒューマンリソースチーフコンサルタント)
近畿大学 バスケットボール部出身


元体育会出身で現在社会で活躍されている皆さんにインタビューを実施しました。Vision Summit当日は各企業ブースに参加していただきます。実際に話してみたい学生はぜひ「パートナーツアー」にご参加ください!

Q1:体育会出身者の強みは何だと思いますか?

「人と深く向き合ってきた経験」と「組織貢献力」だと思います。スポーツ経験者と言っても様々な競技があると思いますが、どの競技や部活に関しても成長や成果を求めるには、必ず「人」に関わることが必要になると思います。

仕事においても、事業の成長やお客様満足を追求するには一人で出来る事は限られますが、共感・協同してくれる仲間の存在がいると何倍もの成果を発揮できる瞬間が多くあります。

1つの成果に向かって、周りの仲間と向き合いながら養ってきた、対人感受性や人との信頼関係構築力がビジネスの世界(特に私たちの業界)では非常に大切な、『社会人の基礎体力』だと考えており、皆さんが持っている強みの一つであると考えております。

Q2:スポーツで培ったスキルが仕事で役立ったと感じる場面について教えてください。

バスケットボールでのセンター経験を通じて得た「忍耐力」だと考えてます。

運動量の多いスポーツでも名が上がる競技だからこそ、練習全体を通しもやり抜いた自信にも繋がっている一方で、センターは特に、相手プレイヤーとの接触や、位置取りが激しいポジションだからこそ、培った「忍耐力」は仕事の面でも、やり遂げないといけないミッションや、高い壁にぶつかった時に乗り越える力として今も活きていると感じています。

※写真は、当時赤字だった店舗で初めて店長としてチャレンジした中で、「忍耐力」を活かし、環境づくりや仲間と向き合うことを通じて通年売上UPを行い、社内コンテストで関西1位の店舗として優勝した瞬間

Q3:体育会での経験が現在の仕事にどのように活かされていますか?

1,継続して努力する力
→新しいミッションなどに立ち向かう時に、自分の足らずに向き合って、自分を磨きあげる力

2,成果に向けて仲間に向き合う力
スポーツの世界では、馴れ合いではなく、成果を求める時には時に厳しさを持って仲間に接する時があると思います。これを我々は「温かい厳しさ」という表現を使っています。

本気で仲間の成長成功に向き合うからこそ、馴れ合いではない。向き合い方ができる点がビジネスの世界では、非常に重要になるポイントです。

Q4:貴社の魅力について教えてください。また、どんな学生にオススメですか?

飲食業界=長く働けない職種や、決まり切ったキャリアステップ(店長など)をイメージしてませんか?

きちりは規模拡大を行うことで「仲間の活躍できるフィールドが広がっている」と感じています。

コロナ禍を乗り越えて「海外事業」や「地方創生事業」「DX事業」の立ち上げなど、企業としての舵取りを大きく変える場面もありましたが、新規出店などにも果敢にチャレンジすることで企業として成長する事ができました。

だからこそ「”何”をするかよりも”誰”と仕事がしたいのか?」また、「人に関わる仕事で、自分らしく働きたい」と思っている方と一緒にお仕事がしたいと思っています。

スポーツや、普段の学生生活で以下のモチベーションで努力できた経験のある方はぜひ一度お話を聞きに来てみてください!

「感謝している方に、成果を通じて恩返ししたかった」
「自分の能力が上がるのが楽しい」
「仲間の存在が一番のモチベーション」
「友人、家族の笑顔を見るのが好き」
「目標達成の達成感を求めて努力できた」

Q5:今後のキャリアでチャレンジしてみたいことは何ですか?

これからの時代、ビジネスの世界では、人材についての課題が増えていくと考えています。

きちりホールディングスとして、この課題にいち早く成果を生み出して、そのナレッジを通じて新規事業の立ち上げなどを今のメンバーでチャレンジしたいと考えています。

Q6:今後社会に出る体育会学生に向けたアドバイスをお願いします。

「目の前の目標に向かって努力する力」「ストイックに自分と向き合い力」スポーツで培ってきたことは、経験を経て、得る事の出来る1つの能力だと考えています。

だからこそ、スポーツから会社へとフィールドが変わりますが、自分の興味を持ったフィールドを見つける事で、これから先は社会人としての新しい成長ができると考えています。

「じぶんらしさ」とは何なのかに徹底的に向き合って、就活頑張ってください!