海外でサッカー選手→バリュエンスジャパンに入社

福重 瑛貴 さん

バリュエンスジャパン株式会社
ファンクリエイト事業部 HATTRICK責任者
元関西学院大学サッカー部→豪州2部プロサッカー選手


元体育会出身で現在社会で活躍されている皆さんにインタビューを実施しました。Vision Summit当日は各企業ブースに参加していただきます。実際に話してみたい学生はぜひ「パートナーツアー」にご参加ください!

Q1:体育会出身者の強みは何だと思いますか?

まずは競技を通して養われたスキルがビジネスにも活かされていると考えていて、具体的には以下の 3 点だと思います。

1.自分の立ち位置を正確に把握する力
競技経験から身につけた「自分を客観的に見る力」は、ビジネスシーンでも有効です。自分の現在の役割やレベル、立ち位置を冷静に理解することは、仕事やプロジェクトに活かせることができる重要な力です。

2.目標達成のための推進力
目標に向かって努力し続ける推進力に加え、その目標から逆算して必要なアクションを自らで組み立てることができる力は、競技生活を終えた次のキャリアでも活かすことができます。

3.自分で課題を見つける力
競技を通して自分の弱点や改善点を探り、誰かに課せられずとも、自らで必要な課題を導き出せる力は非常に重要な力だと思います。このスキルは、仕事においても能動的に行動を起こし続け、仕事が与えられるものではなくなり、自分自身がつくりだすものに変わる力にもなると思います。

Q2:スポーツで培ったスキルが仕事で役立ったと感じる場面について教えてください。

私はスポーツでの経験すべてが、今の仕事にそのまま活かされています。

もちろん成功を収めた時や目標を達成した時に、スポーツで培ったスキルが役立っていると感じることはありますが、特に役立っていると感じるシーンは『失敗やうまくいかなかった時』です。

スポーツをしていた時は、ほとんどが失敗やうまくいかないことの繰り返しだと思っていて、しかし、それを日常レベルで良くする為、次につなげる為の努力を行なってきたからこそ、ビジネスの機会になっても同じように当たり前にそのスキルが発揮されるシーンがあります。私はそのような場面で、特にスポーツで培ったスキルが役立っていると強く感じることがあります。

Q3:体育会での経験が現在の仕事にどのように活かされていますか?

体育会での経験は、社会に出て仕事をするときにすべて、置き換えることのできるものだと思います。

体育会という組織自体が、一企業の組織と同じものと言えると思います。その企業(学校、体育会組織)が掲げるミッションや目的を踏まえ、各部(各部活動)がそれぞれの役割を果たすことで、最終的に企業(学校、体育会組織)の価値向上、存在意義を果たすことにつながります。

営業部でもサッカー部でも、人事部でもアメフト部でも、それぞれの部や組織に所属する社員や選手が、役割に応じた目的を達成するために日々練習や試合を行うことは、社会人になって仕事をすることと同じことだと思います。体育会という組織に所属していたからこその、帰属意識や協調性、また規律性が自然と備わっていると思うので、その点を意識することが経験を活かすことにつながると思います。

Q4:貴社の魅力について教えてください。また、どんな学生にオススメですか?

端的に言うと、バリュエンスは“何をしてもいい(個人の挑戦に寛容で後押ししてくれる)会社”です。

“大切なことにフォーカスして、生きる人を増やす”というバリュエンスが大切にしている企業理念をかなえることができれば、本当にあらゆる角度からのチャレンジを応援してもらえます。利他的に考えて、多くの人に価値があることと思ってもらえれば、どんどんチャレンジできる文化がバリュエンスです。

なので、今この記事にたどり着いている、自分自身のことをちゃんと考えて行動できている全員にお勧めです。行動量が多かったからこそ、こうしてこの記事にたどり着いてくれていると思うので。

Q5:今後のキャリアでチャレンジしてみたいことは何ですか?

ありがたいことにもうすでに取り掛かっていることも含まれますが、自分が身を置いていたスポーツをきっかけに社会課題の解決ができるようなチャレンジを続けていきたいです。

私たちが暮らしている街で実際に起こっている社会課題を、関わる人たちみんなと一緒に解決ができれば、とても幸せです。スポーツを 20 年以上経験し、サッカーではアマチュアもプロも経験させてもらい、スポーツにはとんでもない熱量があることを私は知っています。競技者の熱量はもちろん、応援するファンの熱量も計り知れないです。だからこそ、その熱量を持った世界とそこに生きる人たちとであれば、やっていきたいと思っていることがかなっていくと信じています。

Q6:今後社会に出る体育会学生に向けたアドバイスをお願いします。

まずはご自身がこれまで培ってきた競技生活での経験に対して、自信を強く持ってほしいです。

そして今、皆さんが持っているユニークでフレッシュな発想を長く持ち続けてほしいです。社会にでれば、さまざまな人たちやビジネスと向き合う機会が多くなります。その度に現実に突きつけられ、自分自身の可能性が狭くなっていきがちです。私は社会人になった 1 年目が、社会人キャリアにおいて一番ユニークでフレッシュな視座や視点が備わっている瞬間だと思っています。

これからの世の中は、私たちの世代がリードしていくからこそ、ご自身に秘められた可能性にフォーカスしてもらい、いろんなことに楽しみながらチャレンジをしていってほしいなと思います