早川 和希 さん
トグルホールディングス株式会社
HRユニット/ディレクター
元体育会出身で現在社会で活躍されている皆さんにインタビューを実施しました。Vision Summit当日は各企業ブースに参加していただきます。実際に話してみたい学生はぜひ「パートナーツアー」にご参加ください!
Q1:体育会出身者の強みは何だと思いますか?
【目標達成力】
明確な目標設定と計画的な練習、達成に必要な努力を厭わなかった経験。目標は掲げるものではなく達成させるもの。その中で道中巻き起こる苦悩葛藤や紆余曲折に対して、自らを律し、達成するための努力を惜しまない力があると感じています。
【 環境適応力】
厳しい練習に耐えた経験。周りの友人が遊びに行っている間も、目標達成のために心身ともにすり減らせてきた経験は、急成長企業での高負荷な環境でも対応できると感じています。
【周囲への尊重と敬意の心】
競技に集中できる環境を整えてもらった経験。自分のやりたいことに対して、仲間・家族・監督・コーチなど、本当に多くのサポーターに支えられながら取り組んでいること。「多くの人に支えられて自分がある」という自己認知が進み、「支えられる側から支える側へ」として、周囲(会社や社会)への高い貢献欲があると感じています。
Q2:貴社の魅力について教えてください。また、どんな学生にオススメですか?
【本物に挑戦したい方】
事業や業界課題などではなく、その根源となっている「社会課題」に目を背けず向き合い続けています。便利になるとかのレベルではありません。僕らは世界を変えます。
【最高のカオスを味わいたい方】
常に資本市場と向き合い、最大産業の最高難易度に対して、史上最速スピードで課題解決に取り組んでいます。前人未到の挑戦をぜひ一緒にしましょう。
【狂人になりたい方】
本気で世界を変えられると信じて、人生賭けている社員が多いです。飢餓感があり、渇いており、強烈なエネルギーがある人を求めています。
Q3:今後のキャリアでチャレンジしてみたいことは何ですか?
【CHROとしてのIPO経験】
企業のフェーズが大きく変わる中で、組織の最高責任者として非連続的な企業成長、日本のインパクトカンパニーの体現者の一人として、より良い社会への貢献を図りたいと思っています。
【CHRO→COOとしての事業会社の牽引】
トグルホールディングスは、今後数十〜数百億クラスの事業会社をどんどん増やしていきます。その際に、事業責任者→最高人事責任者→最高執行責任者として、事業づくり・組織づくりそれぞれで積んだ経験を有機的に繋ぎ込み、日本を代表する事業会社を牽引できるキャリアを歩みたいと思っています。今後のキャリアとして共通しているのは、DOerとして常に実行者であり、そのムーブメントを起こす側の人生にするということです。
Q4:今後社会に出る体育会学生に向けたアドバイスをお願いします。
前述のように、高い期待値が”最初からある”ことに覚悟を持ってください。
体育会出身者の強みと挙げた部分は、即ち「体育会出身なら、そうじゃない学生と比較をして、こういう点が素晴らしいはずだよね!」という下駄が穿かされた状態です。よって、通常の学生よりも高い期待値を求められる覚悟を持ってください。なので、ちょっと頑張って結果を出したところで、そんなものは当たり前です。「体育会出身者だから、就活有利なのでは?!」と感じるのは自由ですし、それは事実だと思います。
だからこそ、入社した後にその高い期待値を超える必要がある点は、真摯に受け止めていただきたいと思っています。
なぜこのような発言に至るかというと、体育会学生の方で「芯が細い」という印象を受けるシーンが過去何度かあったからです。自身の競技でもてはやされてきたからか、仕事でもすぐに活躍できると思ったからか、周りからすぐ褒められると思ったからか、「とにかく数やる!」という思考ではなく、論理性や事実と解釈に基づいたフィードバックを受けた際に、一気に打ち返せずに心が折れてしまう人を多くみてきました。よろしくお願いします。